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2018年07月15日
最後の更新が2014年8月4日ですからおよそ4年ぶりになります。
動画屋としての活動は皆無でしたが、忘れていた訳でもないのです。まあ何を言っても言い訳にしかならないので、ごめんなさい、とだけ。
近況を報告させていただくと、未だに東日本大震災の被災地で復興関連の仕事をしています。
「え、復興終わってないの?」とお思いでしょうが、終わってません。南三陸町や大槌町は最も被害の大きかった町で、堤防や水門工事、嵩上げ工事の真っ最中です。沿岸部というのは平野部が少なく、住むところそのものを嵩上げするしかない町もあるのです。数十センチの地盤沈下があったので嵩上げもその分余計にしなければなりません。
仮設住宅にもまだ、大勢の人々が住んでいます。復興の終わりとはどこか考えさせられることも多いです。
で、今日の更新なのですが、3ds Maxのネットワークラインセンスについて追記しました。こちらからどうぞ。
4年間沈黙していた間に、オンラインでのアップグレードや素材の購入は随分と幅が広がって便利になり、色々と動きやすくなっていることもあるのですが、事情もあって動画作成に少し関わることになりました。
ともあれ、気長に行こうと思います。
※logページは今回更新しません。更新頻度が少なくなっているので、logを纏めることも考えています。
2014年08月04日
分かる人には分かると思いますが、かなり無茶な仕様で、エロゲデモムービー制作程度には明らかにオーバースペックです。まあ一度で良いからCPUとG/Bにハイエンドパーツを使ってみたかっただけなので、仕事用とは言え道楽と言われても仕方がありませんね。もっとも、経費を考えれば二度と出来ないとは思います。
……けれど、4K画面時代になれば、これですら不足かも知れません。
レンダリングなど、重い負荷が掛かる作業でも、思わず笑ってしまうほど高速ですし、プレビュー表示もワイヤー表示に変換されてしまったプロジェクトを軽々と表示してくれました。何よりタスクマネージャーの二段列・32CPUは圧巻です。
全体として最上位のパーツより少し抑えめにしてあるのは、(予算が足りなかったのは当然として)ミドルタワーのスペースに収めたかったことと、ムービー制作環境だと爆音マシンでは制作に集中できないので、ある程度の静音性を必要としたからですが、ショップが「クリエイター推奨マシン」とか謳って売り出す程度には実用的な構成だと思ってます。
2014年04月29日
こちらからどうぞ。
2013年05月03日
ご存じの通り、岩手県の達増拓也知事は、なんといいますかオタ知事として有名でして、その意味では郷土の誇り…かどうかは微妙ですが、こうした方面で岩手を盛り上げてくれるのは正直ありがたいことだと思っています。
いやほら、「知事室には久慈ありすのポスターが貼ってあります」とか「久慈ありすはウチの嫁!」とか言い出しちゃう人(2009年秋、三陸鉄道開業25周年記念「秋のさんてつまつり」の一環として開催された「全国鉄道むすめサミット」での挨拶から引用。)なので、岩手県民の評価は概ねそんな感じだと思います。
余談ですが、現在知事のイチオシでもあるNHK朝ドラ「あまちゃん」のモデルとも言われる「かわいすぎる海女」の方もこのイベントには参加していたりするので、案外決められた路線なのかも知れません。
「この世にはね、不思議なことなど何一つないのだよ。」
すみません、少しばかり悪ノリがすぎたかもしれませんね。
2013年03月22日
閑話休題。
お久しぶりです。色々と思うところあって、しばらく沈んでいました。
先日11日で震災から2年が経ちましたが、なんとかやってます。
支援動画と言えば、You Tubeやニコニコ動画にも数多くの支援動画があり、なんと言いますか、それぞれのやり方で支援をいただいていることに感謝いたします。
自分の映像制作環境はなんとか復活しましたが、いまだ三陸沿岸部は復興の最中にあります。今しばらくは暖かく見守っていただければと思います。
SHO-ICHI 拝
2012年08月24日
そんな人柱の一つ、Vueシリーズのe-on License Serverはダウンロード販売で、e-onから直接買えるから円高の場合なら相当安いと言うお話をさせていただいたんですが、その後、日本代理店でも価格改定があり、随分と現地価格に近づいたようです。以前書いた記事が原因とは思えませんが、流石にあの価格差はないだろうと思ったのでしょう。
直接購入の場合、日本代理店へのユーザー登録が出来ず、サポートが受けられない(「この更新は、対象製品の登録ユーザの方に無償で提供いたします(お申込み制)」と書いてあります。)ので、e-onのMy accountから再ダウンロードしてアップグレードします。
具体的な手順としては、まずe-onのMy accountへログインします。User Accountページの「Your Orders,Download Links,Serial Numbers and Invoices」の中にあるLicense Serverオーダー用のリンクをクリックすると、「Track Order Status」へ移動します。同ページ内の「Download Links」にある「Send Download Links」をクリックしてやると登録したメールアドレスへダウンロードリンクとマニュアルのリンクが送信されますので、ここから再ダウンロードすれば、最新版のLicense Serverがダウンロード出来ます。
参考。
License server3.1xもアップデートしないとVue9.xに対応しないことがあるようですが、最新の3.1x用アップデータ「E-on License Server 3 Build 3144516 Full Update」を入れてしまうと私の環境ではLicense Serverがクラッシュしました。少し前の「E-on License Server 3 Build 51720 Full Update」であれば問題なくアップデート出来ましたし、Vue9にも対応しましたので、その辺が安全圏ではないでしょうか。
最近のe-onのアップデートは色々と危険で、Vue8でもアップデートのダイアログが出たので、そのままインストールしたらクラッシュしたとか、Vue9でもインターフェースが全部英語になってしまったとか、アップデートといえども慎重に、場合によってはOSの再インストも覚悟してやる必要があるのかも知れませんが、そんなアップデート嫌いです。
ちなみに、これらのアップデート情報はFAQには書いていないので、環境に左右される問題かも知れません。皆さんの環境では如何でしょうか?
2012年05月25日
東日本大震災以来、自分の生活環境も変わってしまい、なかなか仕事も出来ない状況にありますが、出来ればそろそろ復活したいなとは思っています。
ただ、今年から被災地で瓦礫の片付けをやっているので、思うように仕事の環境を整えられるか不安でした。そんな中から生まれたワークスタイルをご紹介したいと思います。
以前にもお話しましたが、3ds-Max、V-Ray、Pencil+3、VUE8xStreamはライセンスをサーバで管理するネットワークライセンスで運用しています。これを遠隔地からもリモートアクセスして運用できないものか考えていたのですが、VUE8xStream以外であればVPN(Virtual Private Network)で接続してやることで運用可能でした。
ちょっとしたポイントとしては、HOSTSファイルであらかじめライセンスサーバのローカルIPアドレスとホスト名を関連づけておく、いわゆる「名前解決」をすることです。
MAXやPecncil+、V-RayはHOSTSファイルでライセンスサーバの名前解決をしておくことで、VPN接続さえ確立出来れば、殆ど問題なくライセンスを運用できると思います。
ただ、VUE8xStreamだけは困難でしょう。
VUE7以降に対応するe-on License Serverは、ネットワークスキャン(ライセンスサーバの所在確認)とライセンス取得の二つのプロセスから出来ていますが、二つのプロセス実行には、IPアドレス:255.255.255.255(プロトコルはUDP)の制限ブロードキャストアドレスを利用しており、ネットワークに詳しい方ならピンと来るかと思いますが、このパケット送信はルーターを越えることが出来ません。
業務用ルーターなどを使えば可能かも知れませんが、一つのアプリのために多額の追加投資を強いられるのは現実的ではないので、事実上「e-on License Serverはルーター越え、セグメント越えが出来ない。」と言えます。
この仕様は、VPNどころかローカルルーターなどによるLAN間接続すら想定していません。公式サイトでは、10ライセンスをサーバで管理とか景気の良いことを書いていますが、大規模ネットワークには向きませんから大きなスタジオでは使えないでしょうね。
このe-on License Serverのように未だに閉鎖的な環境しかサポートしないものもあるとは言え、ネットワーク経由で利用できる技術はVPNやクラウドを中心に増えつつあります。NVIDIAでは仮想環境でQuadroの全機能を利用できる技術を発表したようですし、Autodeskはクラウドレンダリングを発表済みです。
ネットワークを経由したハードウェアの仮想化が世界的に進行している中、閉鎖的ネットワークにしか対応しない仕様のe-on License Serverは、早いところ汎用ネットワーク構成に対応してもらいたいものですね。
まあ多少の不都合はありましたが、遠隔地でのライセンス運用にも殆ど支障がなく、これからもムービーを作っていきたいと思いますので、どこかで見かけたらよろしくお願いします。
2011年03月13日
見舞いのメールをいただいた方々、本当にありがとうございます。
当方の住居は軽度の被災でしょうが、沿岸部は大変な状況になっております。数年前まで沿岸にいたので、知人も大勢おり、良く知る街の様子をニュースで見るたびに心が痛みます。
こちらも、およそ24時間の停電で、12日夕刻、ようやく通電いたしました。
いま、我々がやれることは多くはないですが、やはりみんなに楽しんでもらえるものを作るのが一番なのではないか、普段通りに作業をこなすのが一番なのではないか、と思った次第です。
皆さんも、「ヤシマ作戦」に参加するもよし、赤十字やニコニコに募金するもよし、テレビを見て心を痛めてくれるだけでもいいです。それだけでも救われる人たちがいます。
現在の状況としては、一番悩まされるのは情報過多やチェーンメールによるデマでしょうか。閉店中のガソリンスタンドに長い行列、といったニュースをご覧になった方もいらっしゃると思いますが、あれはそうした例の一つに過ぎません。
どうか情報を発信される方は、
などを念頭において発信されるようお願いいたします。
以上、ささやかなお礼とお願いでした。
がんばれ東北、がんばれ日本。
SHO-ICHI 拝
2010年11月01日
「プロは仕事しろw」とたびたびお叱りを受けておりますが、実際にその通りな訳で、弁解の余地もございません。
今年に入って、ゲーム関係1本、VOCALOID関係で2本、ムービーを制作してはおりますが、いずれも仕事じゃないのでSHO-ICHI名義を出す訳にもいかず、ここで皆様へ報告することも出来ません。
また、PCやOS、アプリ環境が大幅に変わったことで、制作体制の見直しが必要になったことも仕事をしてなかった一因ではあるでしょうか。
今年作った3本も、こちらから「やりましょうか?」と言い出したことなので、ファン活動と言った方が正しいのですが、こうした活動は様々な刺激を得られるのと同時に技術の訓練も兼ねているので、今後とも「好きな時に好きな題材で好きなムービーを作る」という時間は作って行きたいな、と思っています。
つまらない報告だけでは何なので。
現在進行中のプロジェクトは、来年春頃になる見通しです。今度は仕事の予定です。
2010年06月08日
今月末の発売ですが、情報の公開が遅かったため、知らない人が多く、サガプラの代表さんが『情報の拡散をお願いします~(泣』と叫んでいたので、ご紹介させていただきます。
2010年03月27日
こちらからどうぞ。
他にも、デフォルトで備わっているテキストアニメーションなどについても書いた方が面白いんですが、それは機会があれば、と言うことにさせていただきます。
2010年02月27日
こちらからどうぞ。
2009年12月13日
さて、今年最後のお仕事になりますが、既に公開されております、ocelotさんのキネティックノベル新作『神曲奏界ポリフォニカ ~AFTER SCHOOL~』(12月25日発売予定)のOPムービーを担当させていただきました。
今回のムービーは、前作までの雰囲気と随分違うように感じるかと思いますが、その理由は本編をプレイしてみるのが一番でしょう。
そのせいか分かりませんが、作りながら『ヤバい、エロゲデモの文法になってる…』とか思いました^^;
(※全年齢対象ソフトです。)
2009年09月19日
既にご存じの方も多いかと思いますが、ゆずソフトの中の人で、OPムービーなどを作っていらっしゃいます。
とある経緯でご縁があったので、この際ですから徹底的に持ち上げようと思ったのですが、後が怖いので普通に誉めておきます。
ろどさんは色使いが上手い人です。カッコイイムービーは、単調な色調を基本にすれば誰が作ってもそれなりに格好良くなるのですが、多彩な色を使って格好良く見せるのは難しいです。
私も人のことは言えませんが、カラフルに作ろうとしても画面がどうしても『ネムくなって』しまうんですよね。アニメーションを使う場合でも寝ぼけた映像が多いのは、エフェクトを掛けたりすることをあまり想定していない色彩設計が理由でしょう。エロゲのデモに使う作画の場合、普通は事前に特効指定なんて入れていませんから、デモ屋の側で色調の補正を入れないと当然ながらそうなります。
夏○カナタではレイヤー合成かけすぎじゃないか?と思うくらいエッジが立っていたのですけど、そのおかげで鮮やかな色使いを表現していました。
余談ですが、夏空カ○タやナツユメナ○サでは、使おうと思っていたアイディアを先に使われてしまったのでこんちくしょう目の付け所がよく似ているようです。
2009年08月24日
で、毎度のことながら、リリースノートを公開しました。こちらからどうぞ。
今回は、zoomeへの転載も同時に許可いただけましたので、『恋色空模様』OPデモ・zoome対応版/H264((c)すたじお緑茶様許諾済み)を併せてお送りします。
※AdobeFlashPlayer9 以降、必須
2009年08月18日
#タグ打ちが面倒な人向けアドレス
Web公開はまだですが、近日中には公開されると思います。体験版をお持ちでない方は、もうしばらくお待ち下さい。
参考までに、このムービーは一見16:9のアスペクト比に見えますが、実際は704*416と少し変則ですので、『再エンコードなどを個人で楽しむ』場合には上下に黒枠を作って4:3のアスペクト比とした方が良い結果が得られると思います。
2009年07月19日
随分と前に、SAGA PLANETSさんからは転載許可をいただいていたのですが、つい延び延びになっていました。
カミハミの発売日が2008年6月27日だったのですが、新作『ナツユメナギサ』が今月末に発売になることを考えると、既に『懐かしいデモ』とか言われるかも知れません^^;
それでは、『Coming×Humming』((c)SAGA PLANETS様許諾済み)のH264デモムービーをお送りします。
※AdobeFlashPlayer9 以降、必須
2009年02月01日
お待たせしました…と言っても待ってる人はいないとは思いますけれども、catwalkさんの新作RPG『魔王と踊れ!2』OPデモムービー、リリースノートを公開しました。
こちらからどうぞ。
発売直後ではありますが、好評だと聞いております。範囲魔法全開にすると凄いことになるらしいです^^;
2008年12月05日
毎度お世話になっておりますcatwalkさんの新作RPG『魔王と踊れ!2』OPデモムービーを制作させていただきました。
前作は、2005年の3月に発売されたようです。私がデモのお仕事をやるようになったのが2004年末頃でしたが、当時、前作のデモは色々なデモを研究する過程で見た記憶があります。
巡り巡って、自分に続編のデモが仕事として来るなんて、予想もしなかったことですが。
2008年09月27日
通称『デミっ娘』。ちなみに、私は関わっていないのですけど、せっかく以前お世話になったのですから、と思いまして応援バナーをぺたり。
2年ほど前になりますか。ちょっと面白そうだな、と思ってやってみたら、意外に、と言ったら失礼かも知れませんけど内容の深いものだったので、フルコンプしてしまったゲームです。
神奈月センセはポリフォニカで一気にブレイクした感がありますけど、メーカーサイトによると『神奈月昇の幻のデビュー作』だそうな。ファンディスクに収録された外伝や後日譚も収録されて、お求めやすい価格でご奉仕…のようです。
デモムービーも新規に作られたようなので、YouTube『VISUAL CHANNEL』からお送りしましょう。
※AdobeFlashPlayer9 以降、推奨
2008年09月14日
って言い訳にもなってないですね、ごめんなさい。
いきなりですが、応援バナーをぺたり。
9月の購入で有力候補だった『片恋いの月えくすとら(ファンディスク)』が延期しました。ブログの記事を読むと、開発決定が7月頭ぐらいだったようで、開発期間が(推定)2ヶ月ちょい。いや、いくらなんでも、いかなファンディスクといえど、そりゃぁ無茶でんがな…と思っていたら、やはり延期しました。
このゲームはフルコンプして面白かったゲームですし、延期でも、たぶん買います。
2008年05月24日
お値段11,760円。
これって、意外に汎用性が高いです。フィルタ処理やレイヤー合成を多用すると、アンチエイリアシングを破壊しやすくなりますし、手作業で絵を塗る時は、アンチエイリアシングがない方が塗りやすかったりで、フィニッシュ用途として重宝しますね。
アルファ版でAE用をテストしていた時、フィードバックの要望でPS版を出せと書いた覚えがありますが、もしかしたら汲んでくれたのかも知れません^^;
また、これとは別に、After Effects用の『anti-aliasing』ユーザーに、無償で『Gradient+』と言うプラグインが提供されています。AE標準のカラーカーブと同様にグラデーションを作り出すエフェクトですが、標準エフェクトよりも自然なグラデーションを設定出来ます。
2008年05月10日
こちらからどうぞ。
お話をいただいてから完成まで、実に11ヶ月掛かっています。何といいますか、色々ありました(遠い目
あまり制作者としては誉められたことじゃありませんし、自分でも意識はしていなかったんですが、一部のキャラに思い入れが偏ってしまったかも知れません。委員長とか金髪とか幼馴染みとか。
『最低限、作っている間はそのゲームの信者であるべきだ。』と言うのは私の制作ポリシーですが、『Coming×Humming!!』はお話が来なくても購入してたでしょうし、その意味では良い仕事をさせていただいたな、と思っています。
『Coming×Humming!! - カミング・ハミング -』、6月27日発売です。
2008年05月01日
今回も頑張りましたので、是非見て下さいね。
しかし偶然と言うのは恐ろしいもので、前回担当させていただいた『聖炎天使エレアノール』のデモ公開日が2007年5月1日。丁度一年ぶりに新作デモがリリースされることになった訳です。
濫作も問題でしょうが、寡作すぎるのもどうかと^^;
2008年04月12日
応援バナーもありますので、是非貼って下さいね。
まだデモムービーは公開されておりませんが、昨年末の冬コミケでも流れていたので、もしかしたらご覧になった方もいらっしゃるかも知れません。
ほのぼのとした田舎の学園生活と、爽やかな恋愛が楽しめるゲームなので、ムービーも素朴な感じの仕上がりになっていればいいなーと思います。皆さんがご覧になった時の印象はどのようなものになるのでしょうか。
ところで、最近は略すのが流行のようなのですが、『かみ○に』とか『は○かみ』とか略すと、とっても危険なので、予約の時はきちんと『Coming×Humming!! - カミング・ハミング -』と書きましょう。
…もっとも、上2本はどちらも買ってますけど^^;
2008年03月16日
世間的には次世代DVDの規格がBlu-rayに一本化されたことで、その高画質フォーマットでもあるH264の本格実用化も最終局面に入っていると言うところでしょうか。
ここ3ヶ月ばかりの間に、ストリーミングの画質は大きく変化しているようですし、今後はデモの配信にストリーミング用を要求されることも増えてくるのではないでしょうか。当方、一定程度のノウハウはございますのでご用命のほどよろしくお願いします(営業的定型句
冗談はおいとくとして、少し時間が空いてしまいましたが『神曲奏界ポリフォニカ 3&4話 完結編』((c)ocelot様許諾済み)のH264デモムービーをお送りします。
※AdobeFlashPlayer9以降、必須
2008年03月09日
過去2本でお世話になったROLLさんの新作『まじかるプリンス』が、パッケージとしては約2年半ぶりに発売になるようです。紆余曲折あって、当初の予定から大幅に発売日がズレてしまったようですが、先日ようやくマスターアップ告知が出ました。
3月28日発売予定です。
原画はオダワラハコネ、音楽は猫野こめっと、シナリオは天崎カケル・尾崎貞夫・綺月鏡水・姫ノ木あく・箕崎准の各氏(以上敬称略)。顔ぶれを見ていると、私も随分とこの業界に染まってきたな、と言う感じがします(謎
…で、CVが気になるんですけど、情報がないですね^^;
2008年02月27日
お値段が、永久ライセンスでDL版19,800円。『ライバル社の年間ライセンス19,800円は(自主規制)です!』と言わんばかりの、なかなか挑戦的な価格設定ですね。
また、ライバル社では52,500円/年もする、ネットワークレンダリング用プラグインも無償で同梱されており、ここでも価格の差別化がなされています。
で、実際の品質なんですが、『anti-aliasingアルファ版』を実際に使用してみましたけど、私程度のアマチュアアニメータが使う分には十分な品質を備えています。スタジオレベルの撮影だと解りかねますが、デモ屋が使う程度なら十分かと。
ライバル社があのままの価格設定なら、アマチュアアニメータの皆さんには、こちらをお奨めしておきます。
オーサライズは、3ds-maxプラグインなどを使っている皆様にはお馴染みですが、マシンコードを取得してライセンスを認証する方式です。このため、同時使用しない限り2台までインストール出来るAfter Effectsの両方にインストールしておくことは出来ないと予想されますので、マシンを煩雑に移動したり構成を変更したりする人は少し面倒かも知れません。この辺は少し考慮して欲しいですね。
万が一ライセンスをトバしてしまっても、一度発行を受けてから2週間以上の期間をおくならば、web上で簡単に再発行してくれますのでそれほど問題にはならないでしょう。私もこの会社の別製品を使っており、こうしたサポートに関しては信頼して良いと思います。
2008年02月06日
そんな中で、最近目立つのが『After Effects』と『スムージング(アンチエイリアシング)』の組み合わせ。その検索結果の裏側にあるのは、先日紹介したプラグイン『smooth』の年間ライセンス方式採用でしょう。
実際、私も困ってしまったのですけども、多くのユーザーさんも納得のいかないライセンス方式だったようで、確かに年間2万円弱では、年数を経るごとに納得のいかなさが募るように思います。
ここで朗報…かどうかは解りませんが、PSOFTさんと言う3ds-maxのプラグインなどを開発している会社が、AE用プラグイン『anti-aliasing(仮称)』を開発中で、2月末を目処に発売開始するそうです。現在アルファ版が公開中で、自己責任での商用利用可。FAQによると、製品版は『お求めやすい価格で永久ライセンス』だそうです(笑
※製品ページ最後の開発者コメント読んだら大笑いしてしまいました。
今回の製品は大手アニメーション制作会社様からのご要望にお応えする形で開発した製品です。早い時期での製品リリースが期待されたこともあり、急遽のプロジェクト発足となりました。
業界も対応に困ったんですかね。
2008年02月01日
YouTubeから始まったフラッシュビデオ(FLV)も、最近ではすっかりお馴染みになりました。
ニコニコ動画は、そのインタラクティブ性において成功しつつありますし、自分で画質をある程度コントロール出来るのも気に入っている理由の一つです。ただ、アカウントがないと何も出来ないところが唯一の問題かも知れません。
AdobeがFlashPlayer9以降でサポートしたH.264は、次世代高画質高圧縮技術として以前から興味を持って研究していたのですが、如何せん再生にもハイスペック環境を要求されますし、コーデックも標準とは言い難いものがあります。その他にも色々問題が想定され、H.264ファイルでの配信をクライアントさんに提案することは躊躇っているのが実情です。
そうした問題をある程度クリア出来そうな方法がストリーミング配信です。zoomeでは、商用利用でH.264の配信が可能ですし、自分である程度画質もコントロール出来ます。また、単に視聴するだけなら、アカウントの取得も不要です。ただ、FlashPlayerは最新版にする必要があります。高画質を選択する時は、ビデオ上で右クリックから選択します。
それでは、(たぶん)業界初(笑)のH.264/AACストリーミングによる『神曲奏界ポリフォニカ1&2 BOXエディション』OPデモムービーをお楽しみ下さい。(c)ocelot
※ただ、個人的な所感ですけど、発売前にデモを流す方法としてのストリーミングは、費用対効果の面でもったいない気がしますし、発売後にデモを生かす方法として使う方が良さそうにも思います。高解像度・高画質・高音質がストリーミングで当たり前のようになってくれば、また流れは変わると思うのですけども。